誰よりも自分に対して責任を持つ覚悟

検査技師として、医療の最前線に身を置いていたことがあるけれど、「人殺す前に辞めてよかった。」と思ってた。人の命にまで責任持てないから。
けど、違ったのかもなぁ。
『医者は、3人殺して初めて一人前』ってドクターが言っていた。

人の命をなんだと思ってるんだろう?!と私は思ったのだけど、そんなわけない。
どんなに最善を尽くしても判断ミスをすることはある。(そんな症例は院内の勉強会でしっかりシェアする。勉強会のネタは尽きない。)

それを恐れているようでは、一人前の医者にはなれない。
全力を尽くすのは前提で、患者の命と自分の責任の間に線引きができて、一人前なのだろう。

そこを背負い込んでいては医者なんてできない。

医者として生きる自分の人生に責任を持つというとは、患者の命と線引きをする、とてもとても過酷な覚悟がいるのだろう。

21の小娘だった私には、そんな覚悟理解できなかった。

今更だけど気付けてよかったな。
そして、私も自分の人生に責任を持つ。

そうすることで、過去の辛かっただけと思っていた経験が糧となるのかも知れない。